福島財務事務所は、四半期ごとに行っている福島県内の景気判断について、7月の判断を「持ち直しに向けた動きに一服感がみられる」として2022年4月以来、2年3か月ぶりに下方修正した。

判断材料のひとつとしている百貨店やスーパー、コンビニエンスストアでの販売額が4月と5月でいずれも前年を下回り、「コロナ後の個人消費の盛り上がりが落ち着き、節約志向にシフトしつつある」と判断。

先行きについては、「賃上げなど所得環境の改善により、持ち直しに向かうことが期待されるが、海外経済や物価上昇の影響に十分注意する必要がある」とした。

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