岩手の農林水産業の収益力向上に向けアイデアを競うコンテスト「Wild Cup」が8月7日から始まりました。
優れた提案は県の取り組みに反映されます。
この「Wild Cup」は2016年から県が毎年行っているもので、7日は県の職員やJAの関係者など30チームがプレゼンテーションをしました。
県内の農林水産業では気候変動への対応や物価高騰・担い手不足など様々な課題があり、7日は次の世代への引継ぎをより計画的に行うべきといった意見が出されていました。
県職員の発表
「農家が引退のイメージを持ち、引継ぎ期間をもって園地継承することが重要なんじゃないか」
また外国人労働者を拡充するため廃校となった校舎を活用して住まいを確保し日本語教育を行うといったアイデアも出されました。
県農林水産部 佐藤法之部長
「(これまでに)だいたい4割くらいは提案を施策に反映してきている。現状の課題を踏まえた提案を多くもらっている。職員のモチベーションの向上にもつながると思うのでぜひ提案を生かしていきたい」
コンテストは8日まで行われ学生のグループも参加する予定です。
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