県が50億円を貸し付け経営改善を図っている県立宮崎病院について、県は経営体制のチェックを強化するため点検プロジェクトチームを設置しました。

これは14日定例会見で河野知事が明らかにしました。県立宮崎病院は患者数の減少や光熱費、人件費などの上昇で収支が悪化し、今年度中には運転資金が不足する恐れがあります。

このため県から経営支援として50億円を借り受け毎年2億円ずつ25年間で返済する予定です。プロジェクトチームでは年2回程度会議を開き経営改善状況の把握や収支計画シミュレーションの進捗管理を行うほか、決算報告の時期以外にも必要に応じて病院局長に聞き取りを行います。

(河野俊嗣知事)
「これまで以上に踏み込んで責任を持って病院経営に関与し、県全体として高度で良質な県立病院の使命を果たしていきたい」

プロジェクトチームによる点検結果は、9月議会と2月議会で報告されるということです。

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