福島県大玉村にあるスーパー「PLANT‐5大玉店」では、旬を迎えた冬野菜が充実している。しかし、キャベツは1玉・299円。ダイコンは1本・199円と2023年の同じ時期と比べると、価格は約2倍と高騰している。

買い物客は「冬野菜も高くなっていますね。年金生活だから、なんでも高いと生活が大変ですよね」話す。この店では、節約志向に応えようと値ごろなカット野菜の品ぞろえを増やしたろころ、販売数も2割伸びているという。

買い物客に話を聞くと、家庭でも工夫しているようで「これ何日かに分けて使います。1個買うので、1週間持てば良いかなって感じ」「切り売りしているものを買って、調整していますね」との声が聞かれた。

値上がりの理由は、冬野菜の品不足。いまの時期に店頭に並ぶはずの産地で、収穫が遅れているためだという。
PLANT‐5大玉店・青果部門の佐藤明さんは「7月~9月の気温の影響で、作付けが上手くいかなかったという事で、今になって遅れている。出荷が遅れて値段が上がっている」と説明する。

冬野菜では、サラダに使うレタスも年末は需要が増え、値上げが見込まれている。
佐藤さんによると、キャベツについては12月になれば順調に出回るという予想で、価格は例年並みに落ち着きそうだとのこと。

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