日本航空の鳥取社長は、今年1月に羽田空港で起きた航空機の衝突事故について、乗務員らの使命感を評価したうえで、「終わってからの方がつらい部分もある」とねぎらいました。

日本航空 鳥取三津子社長
「当時は無我夢中で使命感を持ってやってくれたと思うんですが、逆に終わってからの方が色々なことを、こんなことできたんじゃないかみたいなことを考えて、ちょっとつらい部分もあるんじゃないかなと思います」

 鳥取社長は「本当によくやったねと伝えたい」と乗務員らをねぎらいました。

 今後に生かすべきことは、事故原因が調査中のため詳細は伝えられないとしたうえで「100点ということはきっとないし、生かせるものは当然、振り返った後には出てくる」と述べ、今後の訓練などに教訓を生かすとしました。

 1月2日の日本航空機と海上保安庁の航空機が衝突した事故では、日本航空機の乗客乗員379人は全員無事でしたが、海保機に搭乗していた6人のうち5人が亡くなりました。

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