この秋に開業する「長崎スタジアムシティ」にはオフィスビルも誕生する予定です。

スタジアムの中のオフィスではどんな働き方ができるのか、入居を希望する企業などを対象に内覧会が開かれました。

長崎市の「長崎スタジアムシティ」は今年10月の開業に向けて、現在も建設工事が進んでいます。

オフィスビル「STADIUM CITY NORTH」は地上11階建てで、約2万8700平方メートルと、県内最大級の延べ床面積を誇ります。

1階から3階まではカフェなどが入る商業フロア、4階から11階がオフィスフロアになっています。

24日は報道関係者と入居を検討している31企業、約70人が参加して内覧会が行われました。

仕事の合間にリフレッシュができる、スタジアムシティならではの働き方もあります。

KTN記者
「オフィスにはバルコニーが併設されているところもあります。仕事の合間にほっと一息付けていいですよね」

10階と11階には入居企業限定のラウンジが備えられています。

セミナーなど企業同士の交流の場にもしたいということです。

リージョナルクリエーション長崎  折目 裕 執行役員
「オフィスの中だけでなく、スタジアムシティ全体で働いていただくようなイメージを持っています」「今まで長崎になかったような企業や業種が入ることによって、若者の方にとって、ここの長崎で働きたいということを通して少しでも地域に貢献できると思う」

2022年7月に長崎大学の大学院情報データ科学分野の入居が決まって以降、これまでに5つの民間企業が入ることが公表されています。

7割の区画が埋まっていて残ったのは2つのみです。

長崎スタジアムシティの建設工事は、3月末時点で81.1パーセントまで進んでいて、一部では内装工事も始まっています。

オフィスビルの入居は今年10月1日に始まる予定です。

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