JR九州の新しい観光列車の運行が26日から始まるのを前に、一足早く報道陣を対象にした試乗会が開かれました。
JR博多駅にやってきたのは、高級感のある黒を基調としたJR九州の新しい観光列車「かんぱち・いちろく」です。
26日のデビューを前に、24日、報道関係者を対象にした体験試乗会が行われました。
「かんぱち・いちろく」は、博多駅と大分県の別府駅との間を5時間近くかけて走ります。
気になるその車内はー
◆記者リポート
「1号車の車両は、赤を基調としたソファは、大分の温泉や火山をイメージされています」
また、デザインは、大分・別府エリアの風土がモチーフで、テーブルは、大分県産のスギが使用されています。
一方、3号車のテーマは、福岡県の久留米。
筑後平野などをイメージした緑や青が多くあしらわれていて、半個室のボックス席や靴を脱いでくつろげる畳の部屋が用意されています。
また、車内の食事も充実しています。
◆記者リポート
「旅の醍醐味の食事は・・・福岡と大分の旬の食材を使ったお弁当です!」
車内で味わうことができるのは、地元の名店が手がけた和食やフレンチのお弁当。
そのお味はー
◆記者リポート
「おいしい。この車窓からの景色を楽しみながらの食事は贅沢ですよね」
弁当は、曜日ごとに異なるメニューが楽しめます。
また、2号車のラウンジも大きな魅力の一つです。
樹齢約250年のスギの一枚板を使った、立派なカウンターを備えるラウンジ。
このラウンジは、乗客の共用スペースで、自然豊かな車窓を眺めながら地元のお酒や食事を楽しむことができます。
車窓からの絶景を眺めながら、非日常感を満喫できる約5時間の旅。
途中の駅では、地元の人たちによる様々なおもてなしも用意されています。
◆JR九州 実森裕久さん
「社員一同、沿線のみなさんと一緒に楽しんでいただけるよう準備しておりますので、お誘いあわせの上、ご乗車いただければと思います」
料金は、大人が弁当付きで1万8000円からとなっている「かんぱち・いちろく」。
大型連休を前にした、26日にデビューします。
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