珠洲市の観光施設、すず塩田村で塩作りが再開です。
海底の隆起で海岸線は遠くなりましたが、復旧工事が進み24日神事が行われました。
ただ、道の駅の再開は見通しがたっていません。
「道の駅すず塩田村」は地震の影響で敷地にヒビが入ったり塩田自体が傾いたりする被害がありました。
また、海底が隆起した影響で海岸線は50メートルほど遠くなりましたが復旧工事が進み塩作りができるようになりました。
24日の神事には浜士(はまじ)と呼ばれる職人や泉谷市長など関係者15人が出席し塩作りの安全が願われました。
道の駅すず塩田村神谷健司駅長:
「職人さんのほうから塩づくりを再開したいという言葉が出てきたのが一番うれしかったですね。いよいよスタートだな、という風に新しい一歩を踏み出せるなという風に思っています」
浜士 浦 清次郎さん:
「やっぱり俺で終わらせたくないなと思ったもんで。みんなして頑張っていこうと」
伝統の揚げ浜式による塩作りは10月まで続く予定です。
ただ、輪島市につながる道路の通行止めが続いていて道の駅の再開は見通しが立っていません。
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