来年春に開業を控える広島駅の新たな駅ビル。その開業に先立ち既存の商業施設を増床した新駅ビルとシームレスに繋がるフロアが26日オープンしました。
JR広島駅の改札前に誕生した注目のフロア。
【来店客】
Q:どれくらい楽しみにしていた?
「早くオープンしないかなと」
Q:身近では買えなかったものがかなうようになる?
「はい、なのでうれしいです」
沖縄発のスキンケアブランドや「樹木との共生」をテーマに掲げるブランドなど”中四国初”や”広島初”となる店舗を誘致。
「食・コスメ・雑貨」を充実させています。
実はこのフロア、既存の商業施設「エキエ」を新しい駅ビル側に増床し、来年春にはミナモアの一部となる注目のゾーン。
その期待を背負う担当者たちの奮闘に迫りました。
先週水曜日…。
「直前なので開閉店のオペレーション確認とか」
この日は社長以下、各担当者が集まるオープン前、最後の全体会議…。
調整事項や進捗状況を共有し忘れていることがないか確認しました。
【中国SC開発・竹中 靖社長】
「いろいろ紆余曲折あったと思うが、ここまで来たということで、一人ひとり成長したと思う。これを糧にこれからまた大きな新駅ビル開業が待っている。まずは(今回の)開業をしっかりしていければと思う」
今回、3年ほど前からテナント誘致など開業に向けて動いてきたのは広島だけでなく、大阪駅や金沢駅などこれまで全国各地で経験を積んだ担当者たち。
客のニーズなどをマーケティングしブランドに対して出店交渉を重ねる「リーシング」では…。
【中国SC開発ミナモア統括グループ・笹井保乃加さん】
「今回、中四国初出店の店も非常に多いので、広島の魅力とポテンシャルと今回これだけ大きな開発をしているというところを、いかに魅力を伝えるかにはじめはかなり時間をかけた」
【中国SC開発ミナモア統括グループ・百目鬼美那さん】
「リアルを知るというかお客さんを知るというところでいうと、百貨店とか行ってお客さんの後ろをちょっと尾行してどういうお買い物をされているのかとか…」
出店希望も多く届き様々な話し合いを重ねて決めた今回のフロア構成は、まさに来春開業する「ミナモア」の”インデックス機能”にもなる位置づけ。
【中国SC開発ミナモア統括グループ・木村実香さん】
「路面電車が乗り入れるのが2階。2階がメインのフロアになるので、今回増床するエリアもいま営業しているザッカマルシェも広島の玄関口に一番近いところ」
【中国SC開発ミナモア統括グループ・百目鬼美那さん】
「ザッカマルシェが新駅ビルミナモアにこんなものがそろっているというのが一目見てわかるというか」
その中で多くの客が要望し目玉となる「成城石井」の誘致では…。
【中国SC開発ミナモア統括グループ・百目鬼美那さん】
「お惣菜がすごく人気だったので、関東で作られているので、それをいま西が岡山で(出店が)止まっているところを広島まで伸ばしていただく。物流的な調整が結構大変だが、広島に出たいという思いは持ってくださっていたので、その辺は同じ思いでできたのかなと思う」
その「成城石井」は来月1日にオープン予定です。
【鈴木記者】
「JRの在来線改札目の前にオープンした増床部ですが、入ってみると多くの方で賑わっていますね。女性を中心にコスメなど真剣な表情で選んでいます」
実は「床」や「柱」も新駅ビルにむけて徐々にミナモアのデザインになるよう工夫しているのだといいます。
【中国SC開発ミナモア統括グループ・百目鬼美那さん】
「いいスタートダッシュきれるようにみんなで頑張りたいと思う」
【中国SC開発ミナモア統括グループ・宇山舞夢さん】
「ミナモアへの期待感につながる開業のタイミングだと思うので、そのワクワクをより増していけるようになればいいなと思う」
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