岩手県花巻市にあるはらぺこの味方になってくれる店「定食と喫茶ナオミ」は、三重と大阪の名物料理が味わえる。

おすすめはチャーシューを使った豪快なメニューの「チャーシューエッグ定食」だ。
四元豚のきめ細かな肉質、そしてクセのない脂身。黄身とあえると贅沢なうま味が広がる。

スタッフ 熊谷美幸さん
「見た目にパンチがあるので『食べたい!』ってなると思う。チャーシューとは言っているが、どっちかというと角煮に近いような感じ」

厨房に立つのは、地元・花巻市出身の店主の平賀尚美さん。
これまでの経験をいかした、ここだけの”定食”が魅力だ。
平賀さんが三重県四日市に住んでいたことがあり、その地のソウルフードを提供しているという。

三重の四日市名物「トンテキ」に使うのは厚切りの四元豚。オリジナルソースと絡め焼き上げる。

店主 平賀尚美さん
「名古屋のコーミソースをベースにして作っている。しょうゆやざらめなどが入っていて濃いめの味になっている」

ニンニクと一緒にソースをからめた大きなトンテキはスタミナ満点だ。
驚くのは肉の柔らかさ。少し甘くて濃いめのソースがおいしさを引き立てている。

スタッフ 熊谷美幸さん
「お肉が“タレだく”でくる。千切りのキャベツをタレに絡めてご飯と食べて欲しい。キャベツがおかずになる」

ボリュームあるメニューは、はらぺこの来店客も「ここまでしてくれるお店はなかなかない。毎日でも食べたい」と大満足だ。

店主の平賀さんは、「『足りなかった』って言われるのが嫌。お腹いっぱいだって言われたら『よしっ!』って感じになる」と話す。

またモーニング(午前7時~午前10時)も営業している「定食と喫茶ナオミ」では、大阪名物の「肉吸い」が味わえる。

店主の平賀さんが三重県に住んでいた時に飲みにいっていた店で出てきた「肉吸い」がとても美味しく、レシピを教えてもらったという。

牛バラ肉と風味豊かなカツオだしを合わせ優しい味で朝食にもぴったり。ご飯と温玉のセットメニューだ。

スタッフ 熊谷美幸さん
「もっと他にもみなさんにご提供したいメニューを色々考えているので、少しずつお披露目していけたら」

店主の感性が生み出すここだけの味は、はらぺこのお腹を満たしてくれる。

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