客が手に取った商品を自動で認識し、無人で決済ができる北陸初の店舗が18日、福井市のショッピングセンターにオープンしました。人手不足の解消や、人件費の削減などの効果が期待されています。
福井市のショッピングセンター「そよら福井開発」にオープンしたのは「フルーツのウメダスマートショップ」です。
店の一番の特徴は、欲しい商品を手に取り、レジの前に立つだけで自動的に商品を認識してくれる「タッチトゥーゴー」という無人決済システムです。バーコードを読み取る必要がなくスムーズに買物ができます。
商品棚に設置した重量センサーと店内に7つあるカメラで「誰が」「どの商品」を「どれだけ」手に取ったかを瞬時に認識し、合計金額がレジに表示されます。後は現金やQRコードなどで支払うだけです。
店側は、販売員を配置せず無人で店舗を営業できることに加えて、客も商品の一つ一つのバーコードをスキャンする必要がなく、楽に買物をすることができます。
このシステムを導入した店舗は国内に100店舗ほどありますが、北陸では初ということです。
梅田果実店の梅田敬男社長は「人件費など固定費が上がっているのが特に問題となっている中で、収支を合わせるための一つの手段として導入した。この店を日常的に冷蔵庫代わりに使ってもらえれば」と話します。
店では果物やスイーツ、アイスクリームなど常時250点ほどを販売しています。
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