IGRいわて銀河鉄道は2025年3月に6年ぶりに運賃を引き上げます。
燃料費の高騰などが要因で平均改定率は6.2%、遠距離の一部区間では値下げも行われます。

これは、9月12日の取締役会で報告されました。
それによりますと、新運賃は燃料費などの価格高騰を受け近距離や中距離区間で引き上げ、遠距離の一部区間は引き下げられますが、平均改定率は6.2%の値上げになります。

またJRなどとの乗り継ぎ割引も廃止されます。

IGRいわて銀河鉄道 鈴木敦社長
「(値上げに関しては)心苦しいが、サービスの向上やさまざまな利用促進策に取り組んで、より使いやすく安全な鉄道を目指していきたい」

改定は2025年3月中旬を予定していて、値上げは2019年以来6年ぶりとなります。

一方2024年4月から7月までの輸送人員は、沿線でのイベント開催などで定期以外の利用が増えたものの、定期での利用は2023年並みで全体の利用も1日あたり1万2817人とほぼ横ばいでした。

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