厳しい残暑の影響で、東京電力が12日も他社から電力の融通を受けました。

12日の東京の最高気温は34.5度と厳しい残暑となり、東京電力管内では、冷房の使用などによる電力需要の増加が夕方にかけても続き、電力が逼迫(ひっぱく)しています。

東電管内では、供給の余力を示す「予備率」が、安定供給に必要とされる3%を一時下回る見通しとなっていました。

このため東京電力パワーグリッドは、午後4時半から午後5時まで中部電力パワーグリッドから電力の融通を受けると発表しました。

受け取る電力量は最大50万kWで、こうした措置は2日連続となっています。

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