NHKのラジオ国際放送で中国籍の外部スタッフが尖閣諸島は「中国の領土」などと発言した問題を受け、稲葉会長らが役員報酬を50%自主返納すると発表しました。

この問題は、先月19日にNHKのラジオ国際放送で中国籍の外部スタッフが尖閣諸島について「中国の領土」などと、原稿にない誤った内容をコメントしたものです。

これを受け、NHKは先ほど、稲葉会長ら4人が役員報酬を1か月、50%自主返納すると発表しました。さらに、国際放送を担当する傍田理事がきょう付で引責辞任するとしています。

NHKは中国語のニュースを事前収録に切り替えるなどの再発防止策をすでに発表していて、稲葉会長は先ほど、「今回の事案は言わば、放送の乗っ取りとも言える」とコメントしました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。