個人タクシーの事業者を対象に宮崎市で研修会が開かれ、人材確保にむけた取り組みなどが話し合われました。

県内での個人タクシーの営業は宮崎市、綾町、国富町の発着に限られていて、毎年、事業者を対象に研修会が開かれています。

講演会で宮崎運輸支局の担当者は、県内の個人タクシーの輸送実績は2022年度でのべ8万7387人に上ると説明。公共交通機関として重要な役割を果たす一方で、個人タクシーの事業者は県内で31人と10年前からおよそ50人減少しています。

国土交通省では、バスなどの移動手段の確保が難しい交通空白地で個人タクシーの活用を進めようと、経験者のUターン、Iターン採用に向けた支援策を打ち出しています。

事業者の高齢化によって運転機能の低下が懸念され、研修会では健康診断の徹底など安全対策が呼びかけられました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。