県内企業の外国人採用を支援しようと、県は6日、インドネシアで企業と若者をつなぐマッチングイベントを行いました。会場に集まったインドネシア人は1200人以上。企業が直面する人手不足解消につながることが期待されています。

インドネシアのジャカルタで行われた「みやぎジョブフェア」は人手不足に悩む県内企業を支援しようと県が企画したものです。県内からは介護や水産加工業を中心に46社が参加しました。

記者リポート
「会場にはインドネシア全土から1200人以上が集まっています。どの企業ブースも満席で皆さん真剣な表情で説明に耳を傾けています」

県は去年、インドネシア政府と人材の育成や受け入れ支援に関する覚書を締結しました。参加した企業は個別にブースを出展し、仕事を探すインドネシアの若者に会社の事業内容や給料などの待遇のほか、宮城県での暮らしぶりなどを説明しました。

盛信冷凍庫 臼井泰文社長
「日本と違って豊かじゃないから、3年間がんばって家庭に送金とか、自分の幸せのために来ている。その辺の熱量がすごいと思う」

県によりますと、日本の自治体がインドネシアで就職イベントを開催するのは、今回が初めてだということです。

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