愛媛県の9月補正予算案が6日に発表されました。能登半島地震などを教訓にした防災・減災対策や、半導体など先端産業の誘致に新たな奨励金制度を設けることなどが盛り込まれています。

愛媛県の9月補正予算案は一般会計で約106億円。防災・減災対策、人口減少対策、地域経済の活性化などが主な柱になっています。

防災・減災対策では、能登半島地震でトイレなど衛生環境が課題となったことを踏まえ大型トイレカー1台を導入するほか、水を循環させて使うシャワーや手洗い機を整備し市と町への普及も促します。

また半導体など先端産業の誘致に向け、新たに最大50億円の奨励金制度などを設け、大型投資の呼び込みを狙います。

このほか新たな婚活支援へ仮想空間「メタバース」で出会いの場を提供するほか、来年の大阪・関西万博で愛媛のグルメやサイクリングなど、観光コンテンツを発信する費用なども盛り込まれています。

この補正予算案は9月定例県議会で提案されます。

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