ホテル「コートヤード福井」で県民割　朝食ビュッフェ付きで4割引きに　10月20日まで

2024年3月に福井駅の目の前にオープンしたホテル「コートヤード・バイ・マリオット福井」。この高層ホテルに、県民ならいま、期間限定で4割引きで泊まることができます。県民だけ安く泊まれるプランを打ち出したのはなぜなのか。ホテルの狙いを取材しました。
　
北陸新幹線県内開業から5カ月が過ぎ、同じく開業から5カ月を迎えたのが、県都の新たなランドマーク「コートヤード・バイ・マリオット福井」です。館内の装飾には越前和紙や越前漆器など伝統工芸品が数多く使われ、福井らしさも兼ね備えています。県内最高層約120メートルの“福井駅前の顔”ともいえるホテルを、街の人は「大学で福井に来ていて、ずっと工事していた。駅着いて見上げたら圧倒された」
「建物が高い。行ってみたい」「おしゃれな感じ。泊まってみたい」などと印象を語っていました。
　
ホテルの最上階からは、福井の町並みが一望でき、タイミングが合えば新幹線を見ることもできます。この新しい高層ホテルに、いま県内在住者限定で、10月20日まで通常の40％割引で泊まることができます。
　
例えば、9月6日に大人1人で1泊する場合、通常価格2万6620円から40％割引の1万3794円で宿泊できます。実は、大人2人で泊まっても値段は変わりません。家族で泊まると、もっとお得に。大人2人、子供1人の家族で同じ部屋で1泊する場合も1万3794円で宿泊することができます。
　　
泊まる日時や、部屋の空き状況によりますが、家族など複数で利用することができれば、実質40％を超える割引で宿泊することも可能なプランです。
　
さらに、県民割プランには食べ放題の「朝食ビュッフェ」もついていて、福井にはなかった外資系ホテルの魅力を、福井の景色を眺めながら堪能することができます。
　　
ホテルのオープンから5カ月。県民割プランを用意した狙いについて、千代間淳・総支配人は「ホテルに足を運ぶ県民が少ないので、首都圏や地方から帰省で戻っている家族とホテルを楽しんでもらいたい。我々の中では一番販売量が多い宿泊プランになっている」
　　
県民割は10月20日宿泊分まで、コートヤード福井の公式サイトや電話などで予約することができます。
　
割引率の大きさに県民は「いいかも。せっかく駅前が変わってきているのでにぎやかなホテルが続いていくといい」「すごくお得なので泊まってみたい。この値段なら泊まりやすい」などと好評でした。
　
コートヤード・バイ・マリオット福井　千代間淳・総支配人
「まだみなさん（県民）が愛するホテルにはなっていないので、一度ホテルを利用してもらい、ファンになってもらいたい。県内にこういうホテルができたと地元からも発信してもらえれば」
　　
コートヤード福井のオープンから5カ月。いま県都の新たなランドマークを、お得に楽しむチャンスです。