雪を使った天然の冷蔵庫で貯蔵したそばの実から作った「雪室そば」を味わえる催しが、岩手・西和賀町内6つの飲食店で開かれています。

冷涼な気候から生み出される西和賀町のそばは、豊かな味わいが特徴とされています。
今、西和賀町内では白いそばの花が見頃です。
新そばの季節を目前にしたこの時期に毎年、町内で行われるのが「雪室そば祭り」です。

豪雪地帯である西和賀町では湿度を保ったまま農産物を保存できる「雪室」が整備されていて、その雪室に貯蔵されていたそばの実を使うと、暑い夏でも採れたての風味を感じられるといいます。

2024年の雪室そば祭りには町内6つの飲食店が参加。
その一つ「母ちゃんの店わがや」では8月26日も多くの人がそばを味わいに訪れていました。

雪室そばを食べにきた人
「(大船渡から)2時間半かけてきた。とてもおいしい。ここはよく来るが、雪室そばは初めて」

店おすすめの「銀河セット」は、雪室そばと3種類の天ぷら、西和賀名物・西わらびなどボリューム満点のセットです。

三倉茉裕子アナウンサー
「つるっとした食感で甘みがある。のど越しも良い」

母ちゃんの店わがや 田中充店長
「この上ない味わいだと思う。自然の中でそばを堪能していただきたい」

8月24日から始まった「雪室そば祭り」は9月1日まで開かれています。

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