花巻空港から定期便が就航している神戸市の商工会議所の会頭などが8月21日に岩手県庁を訪れ、2025年の大阪・関西万博をきっかけとした交流人口の拡大を呼び掛けました。

大阪・関西万博は2025年4月13日から半年間大阪市の夢洲を会場に開かれます。

神戸商工会議所は万博をきっかけとした神戸空港の利用拡大へ定期便が就航している地方都市を中心にPR活動を展開していて、21日は川崎博也会頭など関係者4人が県庁を訪問しました。

川崎会頭は直線距離で15キロほどの神戸空港と夢洲を往復する特別チャーター船の手配に向けて、神戸商工会議所が神戸市と調整を進めていると説明しました。

その上で神戸市と万博を視察してビジネス交流の機会にしてはと提案していました。

岩手県 佐々木淳副知事
「関西に人が集まる機会なので、そこから地方にどんどん展開していただきたい」

神戸商工会議所 川崎博也会頭
「万博の期間中はとにかく神戸の交流人口を増やしたい。交流が進めば神戸のビジネスマンも岩手に来る」

神戸空港は今後、国際便の就航計画もあり関係者は交流促進に期待を寄せていました。

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