北陸新幹線の新大阪までの延伸に関する詳細なルート案について、JR西日本の社長が初めて言及しました。

【JR西日本・長谷川一明社長】「利便性からすると、現在の京都駅付近に新駅、新幹線駅が出来ることが望ましい」

国交省などは今月、与党の整備委員会に、北陸新幹線「小浜―京都ルート」の詳細な案を説明し、京都の新たな駅の候補として3つの案を提示しました。

これについて、JR西日本の長谷川社長は、「最終的にどういう結論になるのか見守りたい」としつつ、現在のJR京都駅近くに設置するのが望ましいとの考えを示しました。

【JR西日本・長谷川一明社長】「公費を投じてつくる社会インフラなので、多くの方に利用いただいた方が効用が高くなるので、そのためには在来線や既存の新幹線ともつながりやすいことは大事」

そのうえで、長谷川社長は東海道新幹線の計画運休に伴い、北陸新幹線を“代替ルート”として利用した人が多かったことを挙げ、「社会インフラとしての意味が高いと実感した」と話しました。

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