2028年春以降に全体の完成を目指している、福井市のハピリン南側一帯の再開発計画について、再開発組合は、31日会見を開き事業内容を発表しました。全体の完成に先行してホテルが2027年春の開業を予定しています。
       
再開発は、福井駅前南通りの両脇の3つのブロックが対象で、商業ビルやホテル棟、
マンションなどが整備される予定です。
 
31日は再開発組合が会見を開き、完成イメージ図とともに事業計画や今後のスケジュールなどを発表しました。再開発組合の斎藤理事長は「にぎわいを作り出そうと思っている。必ず成功させます」と会見で話しました。
 
コンセプトは「食と健康のストリート」、広い歩道に、屋根付きのテラスを設け、ゆとりのある通りになるようデザインされています。総事業費は約134億円で、このうち58億円は県や市の補助金が充てられます。
 
ホテルは、全国で28店舗を展開する「カンデオホテルズ」の進出が決まっていて、
会見にはホテルの代表も同席し、「ホテル屋からみると福井は観光資源がすごく豊かで外国人からも評価されるコンテンツが多い。今後、光が当たる流れを感じているので、そこが福井最大のポテンシャル」と話しました。
 
解体工事は今年10月から順次始まり、ホテルが2027年春、マンションや立体駐車場は2027年冬に先行開業する予定です。全体の完成は2028年春頃を目指しています。
        

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