愛媛・松山の観光のシンボルの松山城が7月30日、土砂崩れの調査で安全が確認されて20日ぶりに営業を再開し、観光客の姿が戻ってきました。

松山城総合事務所・岡崎佑哉さん:
「立ち入り禁止ということで心苦しく思っておりましたので、本日から松山城またお楽しみいただければと思っております」

松山城は土砂崩れが発生して以降、安全確認を行うため営業を休止。安全が確認されたため、20日ぶりに営業を再開し、朝8時にまず4つの登城道の立ち入り禁止が解除されました。

散歩に訪れた男性:
「待ち望んでましたね。いいコースなので、景色もいいし」

ロープウェー乗り場には観光客が列を作りゴンドラとリフトに次々と乗っていきました。

福岡から訪れた家族:
「ちょっと前に(営業休止を)ホームページで知って、お城に来るの諦めてたんですけど、きのうもう一度確認したら、きょうの朝8時からやってるって確認した」

松山城本丸でも、多くの観光客が天守の入場チケットを求めて行列ができていました。

千葉から訪れた家族:
母親「石垣がすごくて、石垣でまず感動して」
娘「お城とか石垣が大きすぎて、こんなの(昔の人が)運んでたのやばいなって」
父親「松山に来たらココかなと思ってた。(営業休止の時は)残念だなと思ってたから、その分来れて本当に良かったですね」

一方、斜面が崩れた緊急車両用道路は一部エリアへの立ち入り禁止が続いているほか、本丸の売店は食材の調達が間に合わず営業再開は8月3日頃を目指しています。

松山城の営業再開は夏休みのかき入れ時に間に合った形。ロープウェー街の商店街関係者らも、人出が戻りほっとひと安心です。

かき氷店みつのもり・森拓郎店長:
「全然違いますね。お客さんの入りが。よかったですね」

開店2日後に土砂崩れが発生した鯛めし店のスタッフも「思ったより早く再開できた。立ち寄ってくれることを願うばかりですけど」と話していました。

いつもの夏の観光風景が戻った松山城。賑わいの回復に期待がかかります。

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