28日佐賀市の航空会社のヘリコプターが墜落し2人が死亡した事故を受け、運輸安全委員会は30日航空会社で調査をしています。
30日午後3時ごろ、佐賀市川副町のエス・ジー・シー佐賀航空に入っていくトラック。ビニールシートに包まれているのは墜落した機体の一部とみられます。
国の運輸安全委員会の事故調査官2人は運び込んだ機体を調べるとともに佐賀航空への聴き取りを行っています。
事故は28日午後4時20分ごろ福岡県柳川市の田んぼに佐賀航空のヘリコプター1機が墜落し2人が死亡したもので、調査官は29日午後に現地に入り原因を調べていました。
墜落したヘリコプターは「本体」、後部回転翼「テールローター」、その2つをつなぐ「テールブーム」の3つに分離していて、機体後部の部品から進行方向に沿うように約200メートルの範囲に落下していました。
調査官によりますと機体は空中で分離してしまったと推測されますが本体が炎上し完全に損傷していて事故の状況を判断するのが難しいということです。
【運輸安全委員会事故調査官 西川直宏主管調査官】
「機体が分離してますのでそれに至った経緯というところを確認していくというところが一番重要かと思っています」
機体の調査は現在も行われていて、31日も続く見込みだということです。
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