宮崎県新富町では、この暑さでふるさと納税の返礼品としても人気の特産のライチに影響が出ています。

表面の色が白く抜けてしまったライチ。

新富町内でハウス栽培されているものです。生産者は「異常な高温が続き、実の成熟に影響が出た」と話します。

新富町では、生産者から連絡を受けた7月26日からふるさと納税の返礼品としてのライチの提供を中止。県外からの寄付を中心に、7月中の送付を希望していた274件分のライチが確保できない状況となっています。

返礼品にライチを希望した人の寄付の総額は約500万円に上るということです。

(新富町の担当者)
「希少なライチを期待されて寄付をいただいた皆さまに提供できないことが非常に残念でありますし、お詫び申し上げたい」

新富町では、寄付者の要望に沿って別の特産品を提供する方針で、今後、電話やメールで連絡することにしています。

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