引き上げに向けた議論が進められている最低賃金について、連合福島が要請書を手渡した。

福島県内の最低賃金をめぐり、「連合福島」が7月16日福島労働局に提出したのは、引き上げを求める要請書と11万4400人分の署名。

福島県内の最低賃金は、2023年に大幅に引き上げられ時給900円になったが、全国平均と比べると104円下回っている。そのため連合福島は、この賃金の格差により、都市部への労働力の流出につながっているとして、さらなる引き上げを強く求めた。
連合福島・諸橋誠敏事務局長は「春闘の結果もそうですけど、最低賃金もこれからも継続した引き上げが必要だという風に考えます」と話した。

最低賃金は物価高などを踏まえ、2024年も大幅な引き上げが予想されていて、県内でも10月を目途に改定される予定だ。

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