赤字続きの家電メーカーシャープ。生え抜きの日本人新社長が就任です。

 (シャープ 沖津雅浩新社長)「今が一番正念場になりますので、私たちのシャープを世界に誇れる会社へ」

 7月16日に会見を開いたのは、家電メーカーシャープの沖津雅浩新社長(66)。沖津新社長は1980年にシャープに入社。エアコンをはじめとする白物家電の技術開発に尽力したほか、タイや上海のシャープで工場経営を担当するなどシャープ一筋の生え抜きです。

 近年のシャープといえば2年連続赤字が続き、テレビ向け大型液晶パネルの生産を停止するなどして、赤字幅の縮小を図る状況です。

 (シャープ 沖津雅浩新社長)「まずは黒字化をしないと、それからシャープらしさを取り戻していきたい」

 現状を打開するため、社長以下の経営陣を全員日本人にするなど一掃し、経営の立て直しを図ります。

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