福岡市の“西のベッドタウン”に新たな商業施設が誕生します。
そのコンセプトは『ライフスタイルの提案』ということですが、16日、内覧会が開かれました。
19日、福岡市西区の「姪浜エリア」にオープンする「MEINOHAMA STEPS」名前のとおり、建物が階段のように交互に重なりあったデザインで「日常生活にひと味加えたい」という店舗が集まっています。
◆記者リポート
「こちらは、1階のレストランなんですが中央には薪グリルが設置されていて、調理の様子をまじかで見ながら食事を楽しむことができます」
薪のグリルを売りとする1階の「kubelto」糸島の野菜や姪浜の魚介類など、地元の食材にこだわり、時間をかけて焼き上げることで素材のうま味を引き出しているといいます。
こちらは、お店自慢の「地鶏の骨付きロースト」半日間いぶしてうまみを凝縮させ、グリルでじっくり焼き上げています。
そのお味はー
◆記者リポート
「外はカリッと、中はジューシーに焼き上がっていて香ばしい。肉のうまみがじゅわーっと口の中に広がります」
そして、2階と3階のインテリアショップ「フラムティーデン」では、『100年先につながる暮らし』をコンセプトに世界的な北欧家具メーカーの家具など約4000点が並びます。
さらに4階には、音楽やスポーツ、料理などさまざまな体験ができるスタジオも入っていて、幅広い世代に様々なライフスタイルを提案したいということです。
◆MEINOHAMA STEPS 水原康賀館長
「みなさんに来ていただくことが地域の価値をあげると思っているので、0歳からシニアまで楽しめる空間を用意しております。ぜひご利用いただけたらと思います」
姪浜エリアの新たなランドマーク、『MEINOHAMA STEPS』は、いよいよ19日にオープンします。
そんな大きな盛り上がりを見せる「姪浜エリア」で、いま話題なのがー。
◆川崎キャスター
「すぐ分かりましたね、見てください、この大行列。開店前ですけど、50人ぐらい並んでいそうですね」
11日にオープンしたばかりのトレーラーハウスのお店です。
Q.どれぐらい並ぶと言われた?
◆行列客
「1時間半から2時間って言われて…」
◆行列客
「日曜日も来て(大行列で)その時も諦めて帰った」
皆さんのお目当ては…
ふわふわの生ドーナツ!
北海道を中心に展開する生ドーナツ専門店、「ミルクドドレイク」の西日本1号店です。
たっぷり詰まった生クリームには、北海道にある牧場のしぼりたて牛乳がふんだんに使われています。
この、超人気スイーツのお味は?
◆川崎キャスター
「うわぁ、すごい!けっこう外はカリっとしていますが、中がしっとりふわふわで生地がやっぱり生のようなトロトロ感、これは美味しい」
姪浜店では限定メニューとして、北海道産のじゃがいもと明太子を和えた変わり種の生ドーナツも用意されています。
ではなぜ、北海道の超人気店が姪浜に出店したのでしょうか
◆ミルクドドレイク 中廣章太さん
「北海道っていうワードって、催事でも大人気。そこに生ドーナツというパワーワードも入ってくるので、これはきっと面白いことになるんじゃないか、そんな感じです」
西日本への進出を計画していた店側は、まず福岡市に白羽の矢を立て、最終的に店を構えたのがこの姪浜でした。
◆ミルクドドレイク 中廣章太さん
「(姪浜は)開発が入って良い感じの都市化が進んでいく中で、こういう業態ってこの地区はありそうで無いので、西区で美味しいドーナツってなった時に、うちが浮かんでいける、そういうイメージ」
新規出店など街の変化について、地元の人はどう感じているのでしょうか?
Q.ここ数年の変化はどう?
◆地元の人
「近くである程度のものが揃っちゃうから、天神の方までいかなくても子供のものが揃うので」
◆転勤で姪浜へ
「地域に子供が多いのもあって、子供を育てるための施設がどんどん増えているなと実感しています」
子育て世帯からも支持も高いようです。
地元の不動産会社はー
◆サワライズ不動産担当 原田真吾さん
「(地価は)3年前と比べて感覚値ですが、1.2~1.3倍になっていると思う。住環境の良さと、小戸公園の自然と、適度な商業、この3つの要素で非常に人気なんじゃないかなと思います」
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