半導体関連産業で、宮崎県内では今後半導体製造オペレーターなど少なくともおよそ200人不足することが明らかになりました。

31日は県内の半導体関連企業や教育、行政機関などが参加するコンソーシアムの総会が開かれました。

宮崎県国富町では、ラピスセミコンダクタ宮崎第2工場が今年中に稼働する予定です。今年2月のアンケートによりますと、今後3年から6年と長期的にみた場合、半導体製造装置の操作では100人が不足、装置を保全するエンジニアは100人から200人不足することが予想されています。

(みやざき半導体関連産業人材育成等コンソーシアム 福山 敦彦 会長)
「県内では今のテクノロジーを支えていく、保全やオペレーターがいなくなってくる。人材をどうやって教育して県内就職に結びつけるかを考慮して事業を進めていかなければ。」

総会では、県が今年度高専・大学の学生を対象にした講座や工場見学、それに従業員の県外研修への補助など、人材育成に900万円を予算化していることが報告されました。

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