財務省は31日午後、先月26日から今月29日までの間に9兆7885億円の為替介入を実施したと発表しました。
外国為替市場では、4月29日と5月2日にドルに対して急激に円高が進む動きがありました。
政府は為替介入の有無について明言を避けていましたが、市場関係者からは5兆円規模と3兆円規模のドル売り円買いの介入があった可能性が指摘されていました。
31日午後に発表された財務省の「外国為替平衡操作の実施状況」によりますと、先月26日から今月29日までの間に9兆7885億円の介入が実施されたということです。
財務省は、月ごとと日ごとの介入実績を定期的に公表していて、日ごとのデータは8月に発表される予定です。
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