電気やガス料金への国の補助が31日で終了します。
家庭向け電気料金は6月使用分から、2023年より4割以上値上がりする見通しで、節電対策への関心が高まっています。
ロシアによるウクライナ侵攻や、円安による物価高騰対策として、国が2023年1月使用分から行っていた電気やガス代の補助金は31日で終了します。
九州電力では標準的な家庭で6月使用分の電気料金が7551円と、前の月と比べて450円高くなる見通しです。
2023年の同じ月と比べると、43.8パーセントの値上がりです。
相次ぐ値上がりに市民は…。
長崎市60代
「お風呂の給湯を切っておくと、電気代が安くなるよと聞いたことがあったので、それだけはやっています」
長崎市80代
「部屋が広いから2カ所、電気をつけている。それを1つにしようかなと」
諫早市80代
「冷房の方がね。もう我慢の限度があると思うし」「エアコンはまめにしますよ。フィルター(掃除)とかはね」
長崎市のアミュプラザ長崎にある「ハンズ」でも、節電対策グッズの売れ行きが好調です。
一番人気はエアコン室外機用の日よけパネルです。
アルミ面が直射日光を反射し、室外機の温度が上がるのを軽減します。
ハンズ長崎店 山下雄大さん
「室外機に熱がこもってしまうと、エアコンの消費電力が上がってしまうので、その対策にかなりオススメです」
本格的な夏を前にエアコンを掃除しておくと、より涼しく、お得に過ごすことができるといいます。
注目は洗浄用とすすぎ用のスプレー缶、汚れた水などを受け止めるビニールがセットになったコチラの商品です。(カビッシュトレール 2750円)
ハンズ長崎店 山下雄大さん
「ファンに埃とかがついていると、その分、風を送る力が弱くなったりして、エアコンに負担がかかってしまうので、消費電力も上がってしまいますから、きれいにしておくと」「涼しさもだいぶ変わりますし、消費電力も抑えられますので」
このほか、熱中症対策として注目されている首元を冷やすリングも進化。
18度以下で自然凍結し、より冷たさを感じることができるようになりました。
(18°ICE Mサイズ 3520円)
節電と暑さ対策グッズをうまく組み合わせることが、この夏、家計の負担を抑えるポイントとなりそうです。
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