2023年、11年ぶりに鳥取港に寄港した国際クルーズ客船が再びやってきました。
小型のクルーズ船に狙いを定めた誘致が実を結び、2年連続の入港です。

15日午後、鳥取港に入港した国際クルーズ客船「ル・ソレアル」。
2年連続2回目の鳥取港入りです。
4月9日に北海道の小樽を出港、11泊12日の大阪までのツアーの途中で鳥取港に寄港しました。
港では歓迎セレモニーが開かれ、地元の保育園児が「しゃんしゃん傘踊り」で出迎えました。

オーストラリアからの乗客:
「鳥取市の子どもたちがみんな歓迎してくれてすごく感動しました。すばらしいと思います。私はオーストラリア人だが、鳥取砂丘はもちろん『砂の美術館』でのフランスの展示会も楽しみにしています」

2023年の同じ時期、鳥取港に国際クルーズ船として11年ぶりに入港した「ル・ソレアル」。
港の規模が小さい鳥取港は、この船のように小型のクルーズ船に狙いを定めて誘致活動を続けていて、前回、寄港地として好評だったこともあり、再び入港が実現しました。

鳥取県・平井知事:
「鳥取港は中型程度の豪華客船に向いているので、こういうポートセールスをこれからもしっかりと展開して行きたいと思います」

フランス人やオーストラリア人などの約200人が降り立ち、鳥取砂丘や砂の美術館を観光しました。
県は、5トンクラスの中型の国際クルーズ船の誘致も目指すとしていて、県東部のインバウンド観光盛り上げに鳥取港を活用していく考えです。

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