去年10月に東証グロース市場に上場した西都市のキャスターの中間決算が発表されました。売り上げは、前期に比べ約8%増加、経常損益も赤字幅が縮小しました。

企業の経理や事務などの業務をリモートで代行する人材事業を展開している西都市のキャスター。

上場後初の中間決算は、売上高が21億9000万円で、前期と比べ1億6000万円、率にして8%増加。また、経常損益は400万円の赤字となりましたが、前期に比べ、赤字幅が縮小しました。

これは、株式上場の効果で、大手顧客からの商談や引き合いが増えたことや価格の引き上げにより、ユーザー単位の平均売上が拡大したことなどによるものです。

(キャスター 中川祥太代表取締役)
「上半期に関しては、我々積み上げビジネスですので、比較的広告費を偏重させております。下半期には、そういったコストは一定程度抑えられていくと考えていただいて結構です。」

キャスターは、通期の業績予想について約1億円の経常利益を見込んでいます。

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