愛媛はパン店の数が人口１０万人当たりで日本一のパン激戦区。松山市では１４日に中心商店街で県の内外から人気のパンが集まるイベントが行われ、買い物客がお目当ての一品を買い求めて詰めかけました。
午前１１時のオープンを前に各ブースには長蛇の列。松山市の大街道商店街で開かれたのは、今回で６回目の人気イベント「大街道パンマルシェ」です。愛媛を中心に２１のパンやスイーツの販売店が集結しました。
顔をかたどったパンはカラフルでユニークな表情。松山市のボニーカフェ＆ベーカリーで人気の一品です。この店が今回準備したのは６００個。前回より１００個増やしたものの完売しました。
訪れた２人組の女性：
「インスタで見ててめっちゃかわいいなと思って。そしたら行列で」
「売り切れるか心配やったよね」
訪れた男性：
「デザインがちょっとかわいかったんで、どんな味がするんかなと思って」
東京から初めて出店したのは「ＡＦＦＩＤＡＭＥＮＴＯ ＢＡＧＥＬ」。自慢は天然酵母や北海道産の小麦１００％にこだわったベーグルです。
ＡＦＦＩＤＡＭＥＮＴＯ ＢＡＧＥＬ・女性スタッフ：
「愛媛県はパン好きというのとパンの店舗数が多いので、いろんな県のパンをお召し上がりいただきたい」
西条市からは「ブーランジェリー・ラポール」が出店しました。人気ナンバーワンは香ばしい香りとサクサク食感のクロワッサンです。
ブーランジェリー・ラポールのスタッフ：
「開店からずっと人気のクロワッサンです。完全国産の発酵バターを使わせてもらって、あとは忠実に変わらず丁寧に作っているだけ」
買い物客はお目当てのブースに列を作り。早々に売り切れとなった店舗も相次ぎました。
松山大街道商店街振興組合・渡邊淳子副理事長：
「商店街も沈んできている部分があって、人通りが少なくなって以前のように商店街に賑わいを取り戻せたら」
次回のパンマルシェは今年後半に開催する予定で、組合は「今後も続けていきたい」と話しています。
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