アメリカのオースティン国防長官は、イスラエルに対し一部の弾薬の供与を停止していることを明らかにしました。
オースティン国防長官
「イスラエルは民間人の保護を考慮することなく、ラファで大規模な攻撃を始めるべきではない。我々はこの状況を評価し、弾薬の出荷を停止した」
オースティン国防長官は8日、議会の公聴会で証言し、イスラエルが計画するガザ地区南部ラファへの侵攻に反対する考えを改めて示したうえで、イスラエルに対して一部の弾薬の供与を停止していることを明らかにしました。
去年10月にイスラエルとハマスの戦闘が始まって以来、アメリカが武器の供与を停止するのは初めてとみられます。
ネタニヤフ政権は休戦を巡る交渉の成否に関わらず、ラファ侵攻の構えを崩していませんが、アメリカは武器の供給停止でイスラエルに翻意を促したい考えです。
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