ローマ教皇フランシスコはイスラエルによるレバノンに対する攻撃について「道徳を逸脱している」と述べて、非難しました。

ローマ教皇 フランシスコ
「防衛は常に(受けた)攻撃と釣り合っていなければなりません。不均衡な場合には、道徳を逸脱した支配となる傾向にあります」

ローマ教皇は29日、訪問先のベルギーから戻る特別機内で記者会見し、イスラエルによる攻撃でイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」の指導者・ナスララ師などが死亡したことについて質問され、「道徳を逸脱している」と述べて、非難しました。

そのうえで、「戦争は不道徳である。しかし、戦争においても尊重すべき道徳がある」と述べて、軍事力を行使する各国に対して自制を求めました。

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