イエメン西部にイスラエル軍の攻撃があり、これまでに4人が死亡しました。イスラエル側は親イラン武装組織「フーシ派」によるイスラエルへの攻撃の報復だとしています。

 イスラエル軍は29日、戦闘機を含む数十機の航空機でイエメンの港湾都市ホデイダなどにある発電所や港を攻撃したと明らかにしました。

 フーシ派が「軍事物資や石油、イランの武器を輸送するために使用していた」と主張しています。

 現地メディアなどによりますと、これまでに4人が死亡し、33人が負傷したほか、大規模な停電が発生するなどの被害が出ています。

 イスラム組織ハマスとの連帯を示すフーシ派は27日以降、イスラエルに向けてミサイルを相次いで発射していて、これに対する報復だということです。

 また、イスラエル軍はレバノンでイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」の司令官1人を殺害したと発表しました。

 ヒズボラもこの司令官の死亡を認めています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。