イタリア北部の水力発電所で9日、爆発が起き、少なくとも3人が死亡しました。地元当局は保守作業中に起きた事故の可能性があるとしています。

爆発があったのは、イタリア北部エミリアロマーニャ州の湖にあるダムの水力発電所です。

地元消防当局などによりますと、9日午後3時ごろ、発電所の地下施設で爆発が起き、少なくとも作業員3人が死亡、5人がけがをしました。さらに、爆発によって最下層の地下9階に大量の水が流れ込み、4人が行方不明になっています。

捜索現場は水深およそ60メートルのため、ダイバーらも加わって救助活動を行っていますが、難航しているということです。

AP通信などによりますと、湖やダムは1930年前後に人工的に造られたもので、地元消防当局は爆発の原因について、保守作業中に起きた事故の可能性を指摘しています。

発電所を所有する電力会社は、ダムには被害はなかったとしています。

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