スペインなどヨーロッパの3カ国がパレスチナを正式に国家として承認しました。

 アイルランド、スペイン、ノルウェーの3カ国は28日、パレスチナを国家として正式に承認しました。

 アイルランドのハリス首相は「二国家解決こそがイスラエルとパレスチナが平和と安全の中で共存する唯一の道である」と指摘し、イスラエルのネタニヤフ首相に対して「世界の声に耳を傾け、ガザ地区で見られる人道的な大惨事をやめるよう求める」と述べました。

 また、アイルランド政府はパレスチナ自治区ヨルダン川西岸の中心都市ラマラに大使館を設置し、駐パレスチナ大使を任命するとしています。

 ネタニヤフ首相は3カ国がパレスチナの国家承認を表明したことを受け、「ハマスのテロに報奨を与えるもので平和をもたらさない」などと主張し、強く非難していました。

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