ロイター通信は28日、イスラエル軍の戦車数台が、パレスチナ自治区ガザ地区南部ラファの中心部に到達したと報じた。住宅密集地にあるモスク(イスラム教礼拝所)周辺で戦車が目撃されたという。
国連によると、ラファには依然として多くの避難民が滞在しており、本格的な戦闘が始まれば、人道危機が深刻化する可能性がある。
ラファを巡っては、国際司法裁判所(ICJ)が24日、イスラエルに攻撃の即時停止を求める暫定措置命令を出した。だが、攻撃は継続されており、26日夜にはラファ北西部のテントが空爆され、避難民ら45人が死亡した。【エルサレム松岡大地】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。