古田肇・岐阜県知事

 JR東海がリニア中央新幹線のトンネル掘削工事を進める岐阜県瑞浪市で井戸などの水位が低下している問題で、岐阜県の古田肇知事は15日、「住民生活に直結する問題で、県も強い懸念を抱いている」とコメントした。JR東海に対しては、「徹底調査で原因を究明し、早急に必要な対策を」と求めた。

 一方、瑞浪市の水野光二市長も同日、「地元ではこれから田植えシーズンを迎える。井戸枯れなどに大変心配している。地元住民の生活保障を最優先に恒久的対策を考えて」などとコメントした。【太田圭介】

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