記者会見する米連邦地検のエストラダ検事=11日、ロサンゼルス(AP=共同)

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手の元通訳で、銀行詐欺容疑で訴追された水原一平容疑者の捜査を担当した連邦地検のエストラダ検事は11日、ロサンゼルスで記者会見した。水原容疑者は大谷選手の「事実上のマネジャーだった」と指摘した上で「大谷選手から信頼された特別な立場を悪用した」と批判した。

スポーツ界の大スターを巻き込んだ水原容疑者の違法賭博問題。エストラダ氏は「公共の関心が著しく高い事件だと理解している」と述べ、迅速かつ徹底的な捜査に努めたと語った。

水原容疑者は、スポーツ賭博を始めて数カ月後には多額の損失を抱え始めたとされる。

連邦地検によると、水原容疑者は、今年1~3月に購入した野球カード約1000枚の代金約32万5000ドル(約4900万円)も大谷選手の口座から払っていた。(共同)

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