経営再建中のディスプレイメーカー「ジャパンディスプレイ」は、昨年度の連結決算で最終損益が443億円の赤字になったと発表しました。最終赤字は10年連続です。
ジャパンディスプレイ スコット・キャロン会長CEO
「我々は引き続き、抜本的な改革を講じないといけない」
ジャパンディスプレイが発表した去年4月から今年3月までの1年間の連結決算によりますと、▼売り上げが前の年度と比べて11.7%減少して2391億円、▼最終損益は443億円の赤字となりました。
赤字となるのは10年連続です。
液晶ディスプレイ市場の供給過剰により競争が激化していて、大幅な赤字が継続しています。
また、併せて発表した今年度の業績予想は、有機ELディスプレイの量産などで赤字幅は縮小するとしていますが、11年連続の最終赤字となる見通しです。
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