大阪・関西万博の工事現場にコンビニエンスストアで初となる移動型の無人店舗がオープンしました。

きょう万博会場の「夢洲」でオープンしたファミリーマートの移動型無人トレーラー店舗。

およそ280種類の商品を取り揃えていて、セルフレジによって無人で営業することができ、さらに取り付けられたソーラーパネルで、店舗の電力を賄うことができます。

【記者リポート】「なんとこのコンビニエンスストア、店舗ごと移動することができるんです」


車で牽引して店舗を移動させることで、工事の進捗に合わせて販売場所を変えることができます。なぜ、万博の工事現場に移動式のコンビニを導入したのでしょうか?

現場にはこれまでも店舗はありましたが数は少なく、場所によっては作業員が1キロ以上移動し時間がかかっていたのです。


そんななか、コンビニとして初となる移動型の無人店舗がオープン。早速利用した人は…

【利用者は】「中華そばとお好み焼きスティックを買いました。ちょっとお昼に食べます。便利です。ちょっと小腹すいたときとか、お菓子買いに行けないなとか思ってたんで」
「(近くの店舗まで)15~20分、帰ってきたら(往復で)30~40分かかる。限られた昼の休憩時間なので、なかなか難しいですよね。毎日使いたいと思います」


ファミリーマートは今後、被災地や買い物が困難な地域への展開も予定しています。

(関西テレビ「newsランナー」5月13日放送)

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