酒田港と九州の博多港などを結ぶコンテナ船航路が開設された。博多港などは海外にも航路がつながっていることから、県内企業にとっては輸出拡大などが期待される。

酒田港と福岡の門司港・博多港など、国内3つの港を結ぶ新たな航路が10日に開設された。
コンテナ船の初入港を記念して、10日、酒田港ではセレモニーが行われた。

この航路は、静岡に本社がある「鈴与海運」が新たに開設したもの。
これにより県内の企業にとっては、門司港・博多港を経由して輸出・輸入がしやすくなり、ビジネスチャンスの拡大が期待される。

(県県産品・貿易振興課・伊藤秀敏主幹)
「県内の多くの企業に、航路開設のメリットを訪問・ホームページで広く周知して利用拡大を図っていきたい。助成制度を新設したいと考えているので、あわせて県内企業に周知していきたい」

酒田港では現在、国際定期コンテナ船が週2便運航されているが、今回の新たな航路で週3便の運航となる。

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