アメリカのバイデン大統領が日本を「外国人嫌い」の国と発言したことについて、経団連の会長が「不用意な発言」と苦言を呈しました。
経団連 十倉雅和会長
「アメリカの移民政策を誇示するというところで出た不用意な発言だと思います。日本の政策への正確な理解を持って発していただきたかったなというのに尽きる」
バイデン大統領は1日、日本経済が低迷しているのは「外国人嫌いで、移民を望んでいないからだ」と発言していました。
これに対し、経団連の十倉会長は「日本は外国人嫌いではないし、現に日本には多くの外国人が観光も含めて来ている」と反論しました。
また、経団連としても、少子高齢化の日本で必要な技能の伝承や人材の確保を目的とした外国人人材の受け入れなどについて検討する委員会を立ち上げることがすでに決まっていると説明しました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。