連休も終わり、5月7日は岩手県内にも日常の生活が戻ってきました。
新型コロナウイルスが5類に移行して初めて迎えた今回のゴールデンウィーク。
どんな連休になったのか、県内の様子を取材しました。

最大10連休となった2024年のゴールデンウィークは、天気にも恵まれ県内の観光地はにぎわいました。
街の人に連休の過ごし方を聞くと…。

高校生
「宮古の祖父母の家に家族で行った。浄土ヶ浜に行ったり三陸鉄道に乗ったりした」

公務員
「普段は洋野町で頑張っているので北上市の実家でゆっくりしようかなと。ずっと、ぐうたらしていた」

一方でこんな人もいました。

美容師
「仕事は美容師です。休みは先週の月曜日ときのうだけ。家にずっといた」

今年は連休の間に3日間の平日があり、長い休みを取りづらかった人も多かったようです。

人気の宿泊施設・花巻温泉では、後半の4連休はほぼ満室だったといいますが…。

花巻温泉 及川悟総支配人
「部屋の稼働率は前半の連休は80%。平日は4割から5割くらいになった」

全体の稼働率は新型コロナウイルスの5類移行前だった2023年のゴールデンウィークと同じ程度でしたが、売り上げは2023年を上回ったといいます。その理由は…。

花巻温泉 及川悟総支配人
「部屋のリニューアルを段階的に進めていて、比較的高単価のお客様の利用も多かったためと考えている」

一方でゴールデンウィーク期間中(4月26日~5月6日)、東北新幹線の北上ー古川間と秋田新幹線の盛岡ー田沢湖間を利用した人は、上下線合わせて約53万5000人でした。
2023年のゴールデンウィークとほぼ同程度となっています。

また、花巻空港の国内定期便の利用客は約1万3400人と2023年から1割ほど減少しました。

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