インターネットでの誹謗(ひぼう)中傷を巡り、自らが「加害者」になったことがある人は3%にとどまる一方、「被害者」は10%に上ることが分かりました。
マーケティング会社「QO」が3800人を調査したところ、「誹謗中傷したことがある」と答えた人は3%、「されたことがある」人は10%、「見聞きしたことがある」人は38%でした。
誹謗中傷された側は「面倒くさく感じた」と答えた人が8割近くいて最多となり、回答者全体では「分かり合えない人が少なからずいる(78%)」「誹謗中傷を減らすことは難しい(75%)」などが上位に並びました。
担当者は、「誹謗中傷が蔓延(まんえん)化し、慣れが生じてしまっている」と分析しています。
一方、誹謗中傷した側は「相手が間違っていると思った(23%)」など、自らの正義感を理由とする回答が多く見られました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。