この時期恒例の”お引越し”です。
境港市沖の美保湾で養殖されているギンザケ、「境港サーモン」が2025年春の出荷に向け、淡水から海水に移されました。
トラックで運ばれて来たのは約20センチに育ったギンザケの稚魚です。
陸上の養殖場で1年かけて育てられ、11月29日から美保湾の「生けす」に移す作業が始まっています。
美保湾でのギンザケの養殖は、ニッスイのグループ会社「弓ヶ浜水産」が、東日本大震災で被害に遭った宮城県の養殖拠点を境港市に移して10年以上前から行っていて、「境港サーモン」のブランド名で全国に出荷しています。

弓ヶ浜水産養殖部海洋チーム・山本瑛治さん:
「昨年よりも大きく、粒ぞろいに成長してほしいと思います」

2024年は約105万匹を養殖し、約1700トンの出荷を見込んでいます。

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