知事や県議会議員など特別職の給料改定について検討してきた県の審議会は11月19日、月額ベースで現在から3.69%の引き上げを答申しました。

県の特別職の給料は新型コロナウイルスをはじめとする社会情勢を踏まえて過去9年間は据え置かれています。

こうした中、審議会はこの間に行われた一般職員の給料改定を加味して、3.69%の引き上げが妥当と判断し、19日は三枝幸文 会長が森貴志 副知事に答申書を手渡しました。

鈴木知事は内容を尊重する考えで、これにより知事の給料は2025年4月から月額で現在より約4万8000円増えて134万9000円となります。

県特別職報酬等審議会・三枝幸文 会長:
世の中で賃上げの傾向があり、県内の経済状況から見ても上げる方向が妥当という意見が審議会でほとんどだった

また、今回の引き上げにともない知事の退職手当は現在より149万8000円多い4208万8800円となる見通しで、10月1日時点での他の都道府県との比較では全国4位から1位になります。

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